子犬の時期は何よりも健全な心身のバランスを

仔犬の社会化期における学習はとても大切で、貴重です。
この時期の経験や学習は将来の生活におおきく関わっていくと言っても過言ではありません。
飼い主様と愛犬のハッピーな生活を全力でバックアップさせていただきます。

近年、怖がりであったり、他の犬が苦手であったり、 飼い主に過剰に依存する犬が増えてきているように感じます。

その原因のひとつとして、子犬の時の過ごし方が大きな影響を 及ぼしているのではないかと思います。

子犬の時期にお家でひとりで過ごす時間が長いということは、 例えるならば、人間の小学生や中学生が学校にも行かずに引きこもっているようなものです。 これでは、友達を作ったり、社会に適応していくことが難しくなってしまいます。

子犬というのはとにかく好奇心が旺盛で、寝ている時以外は少しもじっとしていません。 でも、だからこそ、子犬はたくさんのことを吸収し、成長します。子犬には、外に出て、 たくさんの経験をさせることが理屈を抜きにして大切だと我々は考えます。
家に一人ぼっちで行動範囲と体験を制限されていては、子犬は心的ストレスを抱えて心身のバランスを失い、 社会への適応力を喪失してしまうのではないでしょうか。

犬の幼稚園での基本方針は、指示ばかりするのではなく、 子犬自身に考えて行動する素地を作ってあげて自発的に望ましい行動が出るように教えてあげます。